IoTはフレッツ回やsim回線線必須、近い将来可能となることとは
IoTとはパソコンに限らずどんなものでもインターネットに接続する、といった意味です。
インターネットに接続することによって遠隔地から操作が可能、情報を得ることもできます。
最近では、インターネット経由でエアコンが操作できるようになったことが話題になりました。
当初は法律により電源を切ることだけ、電源を入れることはできなかったのですが後に法律が改定され、今では電源を入れることも可能になりました。
この機能は非常に便利です。
今までは電源オンオフについてはタイマーしか無く、帰宅時間を予想してタイマーをセットしているような状況でした。
19時に帰宅する予定でタイマーをセットしていても、残業などで帰宅が21時になると、2時間分無駄な電気を使うこととなっていました。
しかしIoTが実現した今では帰宅途中の電車の中からスマートフォンを使いエアコンをオンにすることができるようになりました。
これにより電気代の無駄がなく、しかも蒸し暑い部屋に帰らなくてよくなりました。
また、センサーをsimなどでインターネットに接続することにより、モノの状態を監視することができます。
例えば遠くにいる老いた母の様子を見るために、センサー付きの電気ポットを購入、お湯が出された時間や回数を監視する、といった使い方も可能です。
ただし、これはNTTのフレッツ回線などの固定回線やsimで、常時ネットワークにつながっていることが条件になります。
ocnをはじめ、今時のプロバイダの固定回線は常時接続の定額制がほとんどで、データの通信量によって金額が変わるということはほとんど無くなっていますので金銭的には問題が無いでしょう。
しかし常時接続が故、セキュリティについても懸念されています。
エアコンをハッキングされた結果、いたずらに暖房を入れられて部屋の温度が40度に、といったことも考えられます。
機器側のセキュリティホールはユーザ側ではどうしようもありませんが、場合によっては専用のVPN回線を引くなども視野に入れましょう。